建物に関する事に幅広く対応する建築設計事務所として名古屋を拠点に活動しています

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匠のつぶやき

設計事務所と家づくり

設計事務所は普通の人にはなじみのないところで入りにくいという声をよく耳にします。商店と違って用も無いのに気軽にのぞいてみる気にはなれない場所に違いありません。
 そもそも住宅を建てるとき、まず最初に訪ねる場所として設計事務所を思い浮かべる人も少ないかもしれません。
たいてい展示場か知っている工務店になるでしょう。設計はそこが扱う工事の一部と思われているかもしれません。設計が家づくりのなかで一番重要な位置にあるにも拘らず消費者には分かりにくい存在なのです。
通常、物のデザインや設計は製作会社の内部にあって表には出てこないので当然のことです。大量生産するものではいちいち消費者一人一人に合わせて設計するわけにはいかないので社内で方針を決めて生産し販売するやり方になります。消費者はあるものから選択すればいいので楽ですが作ることには関われません。
注文住宅のように消費者が開発の段階から関わるというのは物造り参加することを意味します。予算を立て設計者を選び間取りやデザインの決定にも自分達の意見が反映できます。こんなチャンスはそうあるものでは有りません。
なじみのない設計事務所ですが現在では相談に訪れる人も珍しくなくなっています。既製品の家では満足できない人や既製品が敷地にうまく入らない人、土地の購入の相談、一工夫必要なリフォームなど理由は様々です。ホームページ、オープンハウスなどで存在を知って興味を持つ人が増えているのでしょうか。
 ちなみにうちの事務所は名古屋市、東山公園の近く、平和公園に向う通りに面したバス停の前に有ります。何十年か前に立てられた古い喫茶店を改装して利用しています。
一階が駐車場、二階が事務所です。事務所の天井が段々になっていていろいろな天井の高さを体感できるのがウリです。
昔の看板の上に板を張った黒い壁が目印ですが、あまり目立たないので行過ぎてしまう方も多いようです。
街路樹の桜の大木が目の前にあって今は新緑が窓いっぱいに広がっています。


二世帯住宅とリフォーム

昨日、以前設計させていただいた家を子世帯と同居するのでリフォームしたいという相談がありました。母親が住んでいたスペースが子世帯に受け継がれる。うれしいことです。せっかく二世帯住宅を建てても一世帯になってしまい空いた部屋を持て余すことも多いようです。この家では水回りが二つある独立性の高いつくりになっていたのが幸いしました。親世帯も元気な間は子世帯とは別の暮らしを望むのが普通です。スペースと予算が許すなら二世帯住宅は独立した水回りにするほうがよさそうです。一つ屋根の下家族が寄り添って暮らすのは理想にも思えますが現実には難しいのかも。わが家は現在夫婦二人、近くに娘家族が住んでいてよくやってきます。二世帯が同居する余裕がなく別々に住んでいますが、家族が近くにいることは何かにつけいいことだと感じます。
 今日午後さっそく打ち合わせに行ってきたのですが、家はよく手入れされており成長した緑がアプローチを彩って玄関へいざなってくれました。年月を経て木の色は落ちつき和風の佇まいが来客にも好評とかで楽しく住んでおられる様子でした。なるべく今の雰囲気を壊さないでリフォームするプランとしようということで意見が一致、詳細を詰めることになりました。年月を経てまた相談をしてもらえるのはとてもありがたいことと感謝です。

資金と夢

資金と要望のかい離を調整するのが設計で一番の仕事かもしれません。家は家族の夢で一生に一番の買い物だから当たり前のことです。あれもこれもと詰め込んでいくとどんどん膨らんでいくのが普通です。予算を理由に削っていくと夢がしぼんでしまいます。安全、安心は外せない、設備や仕上げはストレートに見栄えに影響します。工賃を減らすことも限界があり難しいところです。
どの要望も満たし予算内に収めようとすると魅力のない家になってしまいがちです。家に何を求めるかの問題でしょう。設計する者としては美しさ、楽しさ、心地よさといった要素は捨てがたいもの。せっかく設計させてもらう以上何か夢がないとやったかいがありません。予算を調整しながら実現に向けて格闘する毎日です。

愛犬と暮らす家

愛犬と暮らす家が完成しました。最初の構想がそのまま実現した家です。
 愛犬3匹が仲良く真新しいソファーを占領しているそうです。ひじ掛けを枕に外を眺めているとか。 居間からはのどかな田園風景のかなたに養老山系が見えます.薪ストーブの火を見ながらくつろぐ。まさにスローライフの家という感じです。若い来客の女性には美容院みたいと言われるとか。
 平屋の家は随分久しぶり。敷地に余裕がないと実現しません。このゆとり、伸びやかさは魅力です。一年以上にわたって設計監理を楽しませてもらい感謝しています。

ロフトのある家

ロフト、日本語では小屋裏でしょうか。ロフトという表現が普通ですが何故か人気があります。
床面積に算入されないので税金がかからない。法律上の面積にならないので敷地が狭い場合は余分に作れるスペースです。
見た目にも楽しそうだし子供には隠れ家になって人気です。大人にとっても普通の部屋と違って新鮮。いいこともたくさんあるから作って見たいスペースですが坪数に入らないからと言って工事費がかからないわけではありません。変形している分狭くても手間がかかる仕事でもあるのです。なんかおまけみたいで得した気分になりますが実際はただでできるわけではありません。
それでも自分で壁や天井を張れば安上がり。ある知り合いは休日や夜に屋根裏に潜って作業を続け立派な隠し部屋を作ってしまいました。梯子も手作り。子供たちも大喜びでした。
あらかじめ骨組みさえ作っておけば後でつくる楽しみが残ります。日曜大工にぜひチャレンジしてみませんか。子供たちと触れ合う絶好の機会にもなるでしょう。
ちなみに知り合いが事情でその家を売ったのですが、売れたのはそのロフトが気に入られたからだそうです。楽しい家は売りやすいのかもしれません。

建前

先日建前の行事がありました。二世帯の住まいでご両親の手作り料理が振る舞われみんな大感激でした。地元の旬の野菜や名産物を使った手の込んだ料理は絶品でした。久しぶりに懐かしいおふくろの味に似た料理に出会うことができました。
手間暇かけた心遣い、本当にありがたいことです。私どもはじめみんな感謝の気持ちでいっぱいです。やらせていただく。やっていただくという関係は最高です。感謝の気持ちがいい関係を生むに違いありません。
棟梁は5時に家を出て6時には現地に来ていたということです。夕刻には無事屋根下地まで完了。一日で立ち上がる様子をご覧になった息子さん夫婦も大感激のご様子。ご自身の誕生日と重なり思い出深い一日となることでしょう。
もし家を建てるなら、できている家やあっという間にできる家を買うと簡単ですが家造りの醍醐味は味わえません。せっかく一生に一度の大事業、手間はかかりますが時間をかけて楽しんでみてはいかがでしょうか。

中古住宅を探すなら

住宅を捜している若い人たちと名古屋郊外の築40年の一戸建ての家を見に行きました。
新築の一戸建ては高額で手が出ない。マンションより戸建がいいという人には中古戸建はお勧めです。土地代程度で家がおまけという価格は魅力。ただ物件がないのが悩み。家は余っているのに中古一戸建ては意外に売りに出されないのです。空き家も目につくのですが相続でもないと売られないようです。売りだされた家もすぐに買い手が見つかるとか。
見に行った家は駅にも近く便利で静かな環境なのですが日当たりがなく車も停めにくい。中古として利用するには増築部分の構造に不安が大きく勧められませんでした。将来壊す場合も機械が入らなくてとても大変。
中古住宅を買う場合は専門家と一緒に見ることがおすすめです。高額なお金の家は簡単に買い替えができません。不動産屋さんは建築のことは詳しくないのが普通。設計者や工事のプロに一緒に見てもらうと安心です。

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