有限会社藤吉建築設計事務所

収納

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2021/11/22

我が家は来客が泊まるための和室を作りました。

その役割は終わり今は物置となっています。

ここにはいろんな物がやってきます。たまにいらないものを捨てて片付けるのですがいつの間にかまた元の姿に。物置とはそういう場所なんだと思います。若いころのものと子供たちが育ったころのもの、不要になったものや懐かしいもの、流行で買ったもの、捨てにくいものはなんでも集まってくるようです。もちろん必要なものもあり、家にはそういう場所が必要なのだと感じます。

こういう部屋の収納は棚が丸見えなのが大事です。箪笥や引き出しみたいな中が見えないものだと不要なものが忘れ去られどんどんたまっていくからです。

一番出入りが多いのは衣料品。流行や歳、体形の変化などでどんどん変わっていきます。電化製品や健康器具も寿命が短く壊れていないので捨てられずに置いてあります。一番長く居座っているのは絵やアルバムなど心に関わる品々。子供が小学生の頃作った作品は今も捨てられないでいますが、そういうもの以外はたいていしばらく保管した後捨てられていくようです。

本も捨てにくいものの一つです。どうせ読まないから捨てるよう言われてもなかなか思い切れず部屋の片隅に棚を作って残すことにしました。

納戸を片づけながら過ぎ去った時間を振り返る部屋が納戸の一番の役割だと気づきました。納戸はただの物置ではなく、家族だけの博物館でもあるようです。

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